都会での生活は子育てに向いていないから地方移住したい!
地方移住して仕事や生活に困らないかな?正直不安もある。
最近、子育て世代の移住が増加しています。移住希望者の7割以上が子育て世代で、現在小さなお子さんがおられるご家庭の方も移住を考えている方も多いかと思います。
年々人口が減少している地方も、地域促進運動で子育て世代の移住を支援しています。そして、しっかりした自治体が支援運動に力を入れている地方は、年々増加傾向にあります。
例えば、子育て世代が住みたい田舎【全国ランキング1位】に選ばれた島根県飯南町では、田舎であるために年々人口は減少傾向にあります。
1955年 | 14,800人 |
1975年 | 8,180人 |
1995年 | 6,893人 |
2015年 | 5,031人 |
2022年(8月現在) | 4,615人 |
飯南町は大阪市ほどの大きさがありますが、鉄道は無く、大きなショッピングセンターもありません。交通の便は悪く一言で言うと「THE・田舎」という町です。
しかしこの10年間で470人もの移住者があり、町の1割人口が移住者の町になっています。
なぜこのような不便な田舎が今一番住みたい田舎に選ばれているのでしょうか。それは町が子育て移住者に対して手厚い支援を行っているからなのです。
ここ数年、地方は色々な移住者の為の支援を行っています。今回は、今熱い地方の紹介と、地方に移住する際のメリットやデメリット、移住後の生活の方法などを徹底的に解説していきたいと思います。
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子供は未来の宝。子供に対して手厚い地方移住がおススメ
少子化問題は国を挙げて支援をしなければ解決する事は今後ありません。便利な世の中になったからこそ、子供を持たない生き方というものを選択するのは自然の摂理です。
しかしこの少子化問題をしりぬぐいしなければならない世代があります。それが今の成人未満の若い人や、あなた達の大切なお子さん達なのです。
あなたやあなたの親が大富豪ならば、この様な問題を考える事は少ないでしょう。しかしここを見てくれている大半の方は、何かしらに問題を抱えて移住を考えている方だと思います。
自分の子供には苦労させたくない。たとえ苦労をかける事があったとしても、今の少ない収入で何とか満足のいく生活を確保してあげたい。これは親であるならばそう願うのは当然です。
政治や国を憂いても仕方ありません。必ずあなたのお子さんは将来国に苦労させられるでしょうし、あなた自身もそれで頭を悩ます事が近い将来、必ず来ます。
なので都会には早く見切りをつけて、子育て世代に手厚い地方にいち早く移住する事を筆者は推奨します。
それでは早速ですが、子育て世代に対して手厚い支援を行っている地方をランキング形式でおススメします。是非参考にしてみて下さい。
1位 島根県飯南町
- 保育料完全無償化
- 中高一貫教育・町営学習塾完全無料
- 1月あたり5,000円以内の額に相当する日用品(おむつ、おしりふき等)を給付
- 第三子以降子育て世帯応援金
- 住居セミオーダーシステム
先ほども少し紹介しましたが、島根県飯南町は何と言っても移住支援が多い事で1位とさせて頂きました。
おススメポイント以外にも書き切れないほどの支援制度があります。島根県飯南町のおススメポイントや支援制度の詳細は以下の記事でも詳しく解説しています。
メリットは多数ありますが、デメリットもやはりあります。そして、かなりの田舎町になりますので向いている方、向いていない方がはっきり分かれるのも田舎町です。移住したからと言って全ての生活を保障してくれるわけではありません。お子さんを育てるためや、生活するためのお金も必要です。
田舎町に移住を考えている方は、以下の記事でも詳しく解説していますので是非参考にしてみて下さい。移住は思い立ってするものではありません。
2位 大分県豊後高田市
- 子育て応援誕生祝い金最大200万円支給
- 高校生までの医療費完全無料
- 中学生までの給食費無料
- 保育園~高校まで全教室エアコン完備
大分県豊後高田市は「人口1万人以上3万人未満の街」で住みたい街10年連続でベスト3以内を獲得している街です。
2022年は若者世代・単身者が住みたいまち部門「第1位」、子育て世代が住みたいまち部門「第1位」、シニア世代が住みたいまち部門「第1位」を獲得と3冠達成の、子育て世代に対してとても力を入れている市です。
おススメポイント以外にも、妊娠出産の支援・子供の支援はとても充実しています。
しかしデメリットもあります。以下の点になります。
- 温泉の硫黄の臭いがする。苦手な人は相性が悪い。
- 観光地なので渋滞が多い。
- 公共交通機関が充実していない。
- 現地で仕事をする場合は職種が限られる。
3位 長野県宮田村
- 子育てファミリー転入奨励金30万円支給
- 高校生の通学費用年額35,000円支給
- 30歳未満の就職お祝い金50,000円支給
- 奨学金返還補助制度最大100万円補助
支給や補助・減額など、生活に直結する明確な金額の支援や補助が多い事が印象的な長野県宮田村です。
SNSやホームページが充実しており、町おこしも活発的です。最近では住宅の分譲地も完売するなど、とても人気の地方です。移住者専用の賃貸物件なども充実しており、ここ数年では一番伸びしろのある町と言っても過言ではありません。
就業支援も充実しており、ハローワークでの求人情報もたくさんあります。インターネットを十二分に駆使している印象なので、自治体に優秀な若手チームがある事が推測されます。個人的な話ではありますが、筆者が一番移住したくなった町です。
- 冬は気温が低く降雪も。
- 宮田村は高所な為、紫外線をたくさん浴びる。
- ゴミの分別が細かすぎるという声も。ゴミ袋が高額。
- 清掃活動に半ば強制参加させられる。不参加時は罰金。
田舎に移住するための心得。向いている人と向いていない人
田舎の移住に憧れている人は多いかと思います。筆者は子供のいない生活ですが、子供がいれば都会で子育てをしようとは思いません。
便利な世の中であるからこそ、生活を見直し田舎で生活するという人が増えている昨今。田舎生活にはメリットもあればデメリットも多数存在します。デメリット最大のポイントは生活環境、もしくは仕事面ではないでしょうか。
仕事が無ければ生活は出来ませんし、生活費が安く支援も手厚いとは言っても、都会での生活の半分以下の収入であれば、田舎暮らしも充実した生活ができるとは言えないのではないでしょうか。
また、虫や大きな爬虫類が苦手な人もよく考えなければなりません。大きなカエルや虫などは田舎には当たり前です。
それらを踏まえても移住するべきなのかをよく考えてから決行しましょう。
田舎の移住が向いている人
基本的に自営業の方は移住に向いていると思います。自営業と言っても様々な業種があるのですが、場所を問わず働く事のできる自営業者(フリーランス)の方は田舎の移住に向いています。
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