一般的に会社の福利厚生に単身赴任手当が含まれている場合、費用手当ての相場は会社員の場合で月5万円前後といわれています。
しかし、とある企業が行った転勤事情の調査によると、既婚者男性の約30%~40%の方が「単身赴任費用は全て自腹」であったことが分かりました。
まだまだ手当てがない・少ない企業があることを知った上で以下のようなお悩みはありませんか?
単身赴任での引っ越し費用はどれくらいなんだろう?
荷物が少ない場合に安くする方法ってあるの?
引越し費用自体を安くする方法は?
特に既婚者の方は家族と離れて生活をすることになるので経済的な負担を掛けてしまうため、なるべくだったら引越し費用を抑えたいと思います。
そこで今回は単身赴任の引越し費用相場や安くする方法、必要な準備といった単身赴任の費用に関するギモンについて解説します。
「準備に手間取りたくない」「手続きも問題なく終わらせたい」そんな方はぜひ参考にしてください!
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時期・距離別!単身赴任に伴う引越しの費用相場とは?
まずは単身赴任の引越し費用について解説しましょう。
なお、引越しのピーク時期とそうでない時期とでは差が出ること、そして距離によっても変動しますので、ここでは距離別に平均額をお伝えします。
また条件次第でもかなり大きく変わりますので、無駄な出費をしないためにも正しく覚えておくと安心です。
時期別(通常期・繁忙期)の単身赴任の引越し料金相場を比較
引越しのピーク時期(繁忙期)は新生活や転勤などで引越しが必要になる3月~4月で、反対に引越しが比較的落ち着いている時期(通常期)は5月~翌2月となります。
繁忙期と通常期では引越し費用は大きく異なり、条件次第ではありますが、繁忙期は通常気に比べると20%~30%ほど費用が上乗せされることがあるのです。
ですので、万が一引越しの時期が繁忙期と重なりそうな場合には早めに準備をするなどの工夫しても良いかもしれません。
では通常期と繁忙期ではどのくらい金額が変わるのでしょうか?
距離によって異なりますが、一般的に通常期の引越しでは3万円~7万円程度、繁忙期では5万円~10万程度であり、通常期であれば繁忙期よりも2万~3万円価格が抑えられることが分かります。
このことから、時期を選べるのであれば、繁忙期を避けるのが得策といえるでしょう。
単身赴任の引っ越し料金を安くする方法
引越しするための費用が掛かってしまうことは仕方のないことですが、安くても3万円で条件によっては10万円近く掛かってしまう可能性があり、さすがに引越し後のことも考えて抑えたいと考えると思います。
「どうにか金額を抑えることができるの?」
そこで、引越し費用を抑えるポイントを4つ解説していきます。
今回解説するポイントは以下の通りです。
- 相見積もりを取る
- 単身パックなどの低価格なプランを選ぶ
- 曜日・時間帯を調整する
- 荷物を最低限にして宅急便で送る
それでは順に解説していきましょう。
①相見積もりを取る
まずは引越し業者を選ぶときのポイントですが、引越し業者を選ぶときには最初から1社だけに絞るのではなく、複数の業者に見積もりを出してもらうようにしましょう。
各業者の見積もりを見て比較し、自分の引越し費用がおおよそどのくらいなのかを把握すること、そしてその中から見積もり額の低い業者を選んでも良いです。
しかし、せっかく複数業者に相見積もりを取ったのであれば、それを活用しなければもったいない!
たとえば
A社は××円安い金額を提示している
B社とC社だと×円安いです
といった感じで価格交渉を持ち込めば、費用をさらに抑えることができるかもしれません。
なお、嘘の情報だと万が一バレたときに大変ですし、業者ごとの大体の平均費用は把握できている業者もありますので、「大幅に金額が違う!」などと嘘の相見積もりを伝えるのはやめましょう。
1社の見積もり金額だけだと本当に適正価格なのか分からず、無駄な出費となってしまうことも。
大変かもしれませんが、最低でも2社~3社は見積もりを取るようにすることが費用を抑えるための鉄則です。
複数の引越し会社から見積もりを依頼するのが面倒な方は、一括サービスを利用するのもおススメです。おススメの引越し一括見積サービスは以下になります。是非利用してみて下さい。
②単身パックなどの低価格なプランを選ぶ
元々荷物が少なめの方や引越し先にすでに家具・家電がある、大型家具を運ぶ必要が無いなどの場合、単身者向けのサービスである「単身パック」を利用することをオススメします。
単身パックではコンテナボックス(カーゴボックス)に積める分だけ運ぶ引越しプランですので荷物量が限られてしまいますが、その分トラックの運搬費・人件費が抑えられるため通常の引越し料金と比べるとかなりお得です。
単身パックの金額は距離によって異なりますが、近い場所だと2万円から、遠くても3万円程度と通常よりも1万円ほど安くなります。
さらに単身パックの予約は基本的にオンラインで可能。
業者の訪問や見積もりといった時間が必要ないため、手軽に利用できることも大きなメリットであるため、荷物が少なくて早めに簡単に引っ越したい方は単身パックの利用を検討してみてください。
単身パックは大手の引越し会社が行っています。おススメの単身パックを行っている会社は以下の通りです。
また、単身パックについても以下で詳しく解説しています。最後まで読んで是非参考にしてみて下さい。
③曜日・時間帯を調整する
引越し費用をより抑えるためにも、できるだけ土日祝を避けた平日に依頼すると良いでしょう。
平日に依頼することによって、土日祝と比べると1割~3割安くなります。
また、特に週の中日である火曜・水曜・木曜のいずれかを選ぶことでさらにお得に利用できることがあるため、日程を調整できる方はこの日を狙うと良いでしょう。
さらに、やはり午前中に依頼が多くなり価格が上がる傾向があるため、午後便や夕方便の利用や大幅に価格が抑えられる分時間を選べないフリー便を選ぶこともオススメです。
フリー便だと業者がいつ来るか分からないため予定が分からず動きづらいデメリットはありますが、3割~5割も安くなることがありますのでかなりお得になります。
ですので、時間に余裕があったり近くに引っ越す予定の方に特にオススメです。
以下の記事では、引っ越し費用を限界まで安くする方法を解説しています。是非参考にしてみて下さい。
④荷物を最低限にして宅急便で送る
荷物をできるだけ少なくして宅急便で送ってしまうというのも価格を抑えることができるポイント。
なお、家具・家電は引越し後に買い揃える予定であったり、そもそも家具・家電付きの部屋で必要ないなどで、とりあえず必要なのは日用品と洋服数枚と荷物がかなり少ないという場合に限ります。
ダンボール10箱以下であれば引越し業者へ依頼するよりも安くなります。
また、宅急便だと届け先の都道府県とダンボールサイズが分かればすぐに料金が分かること、そして時期によって変動することがないのも大きなメリット。
自分のタイミングで配送可能でそれまでに準備ができていればいいので、自分のペースで作業することもできるため、気軽に引っ越せるのもありがたいですね。
単身赴任の引っ越しのやることリスト
単身者の引越しの相場と費用を抑える方法を解説しましたので、続いてはやらなければならない準備や手続きなどを手順に沿ってお伝えします。
以下の記事で引越し時の「やる事リスト完全版」を詳しく解説しています。是非読んで参考にしてください。
①新居決定
まず始めにやらなければいけないのが、物件探しです。
たとえ短期間での単身赴任だったとしても、知らない土地だからこそ利便性や間取り、周辺環境などの暮らしやすさを考慮しないと、大変なことになります。
ですので、できれば物件を探している地域に足を運んでみたり、ネットで調べるなどの情報収集をしておくと安心です。
また、「家族がいるから自宅から家具・家電を持っていくのは難しい」「購入してしまうと戻るときに処分に困る」といった場合にオススメなのが、家具・家電付き物件。
生活に必要なものが揃った状態なので、出費が抑えられるだけでなく荷物が少なくなるため、引越し費用自体も安くなります。
ですが、物件の家賃が家具・家電が付いていることで高くなる傾向がありますので、あくまで短期での利用がオススメです。
②引越し方法や業者決定
新居が決まり次第、引越し方法と業者決定を行います。
単身者の引越し方法は 以下の3つの方法が考えられます。
単身引越しの方法 | 内容 |
---|---|
単身プラン | トラック1台を貸し切る |
単身パック | 専用のボックスで運搬 |
宅急便 | ダンボールのみで送付 |
この3つの方法は荷物が多いほど金額は上がります。自身の荷物量によって適切な方法を選択してください。
業者の選び方は先程解説したとおり、1社だけでなく数社に相見積もりを取るようにしましょう。
また、早めに業者へ予約すると「早割り」のような割引が適用されることもありますので、引越すことが決まったら早めに問い合わせると良いです。
なお、引越し業者の良し悪しはしっかり検討しないと分からないため、あまり焦って決めてしまうことはオススメしません。
③手続きを済ませる
ここまで完了したら、必要な手続きに入ります。
必要な手続きは
- 転出、転入届の提出(住民票の異動)
- ライフラインの手配
この2つが最低限必要となるため、詳しく解説しましょう。
転出、転入届の提出(住民票の異動)
市区町村・県を越える引越しでは、原則として住民票を異動させなければなりません。
県を超える場合は現住所の市役所で「転出届」を提出し、引越し先の市役所で「転入届」を提出します。
県内で引っ越す場合は「転居届」のみを市役所に提出するだけで大丈夫です。
また、転入から14日以内に手続きをしないと、何か事情がない限りは罰せられる可能性があるため、引越したら早めに手続きをしましょう。
しかし、単身赴任だと「一時的な引越しの場合(元住所にすぐに戻る見込みがある)」「生活拠点は新住所でない」といった場合は住民票の移動は任意となります。
必ずしも住民票の異動が必要ではないですが、市役所等での手続きは元住所の市役所でないとできないため、できるだけ住民票は移してしまった方が後々楽です。
ライフラインの手配
ガス・水道・電気といったライフラインの手配は新生活を始める上で必要なものであり、入居後すぐに使用するためには引っ越す前に手続きを完了させておかなければなりません。
ガスの使用開始手続きには立会いが必要となるため、入居日が決まったら遅くても入居日の1週間前には申し込みをして、手続きを行ってください。
水道は基本的には当日すぐの使用は可能ですが、1~2週間以内に管轄の水道局へ連絡し、申込書を郵送しましょう。
電気はブレーカーを上げたら使用できますが、入居後に必ず申込書を郵送すること。
なお、自分で電気会社を選ぶ場合には1週間前には申し込みをするようにしてください。
ライフラインは生活をする上で必要不可欠。
手続きを忘れてお風呂が沸かせない、なんてことがないように注意してくださいね。
④必要なものを揃える
必要な手続きが完了次第、必要なものを揃えましょう。
何が必要なのかは「家具」「家電」「日常生活で使うもの」「その他」の項目に分けてリストアップして、さらに「自宅から持っていく」「引越し後に調達」「ネット購入」などどのように入手するかを細かく決めておくと、後で困りません。
このときに「自宅から持っていく」とするものを少なくすれば梱包や準備も楽になりますし、引越し費用も節約できるため、自宅からの持ち物はなるべく少なくしましょう。
⑤梱包資材を準備して荷物を詰めておく
目安として準備は1週間前には始めましょう。
ダンボールなどの梱包資材は引越し業者依頼であれば無料でもらえますが、依頼しない場合は自分で用意しなければなりません。
ちなみに1人暮らしでの引越しで必要なダンボールは10個程度だといわれています。
なお、日用品など日常的に使うものを梱包してしまうと「あれがない!」「これがしたいのにできない!」と探し回ることになるため、日用品の梱包は最後に回すと安心です。
また荷解きするときのことを考えて、各ダンボールの外側見えるところに「洋服」など中に何が入ってるかを書いておくと荷解きがしやすいですし、「食器(危険!)」「重い!」など割れ物や重たいものなどは分かるようにしておくと業者の人も運びやすくて親切です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は単身赴任で引越し費用の相場観や費用を抑える方法、必要な手続き・準備などを解説しました。
ここまでお話しした中でとくに覚えておいてほしいのは、「荷物量を抑えること」。
荷物量によって「宅急便」のみで発送するのか、小さな家具・家電を運ぶなら「単身パック」など、通常の引越しプランを利用するよりも費用を抑えることができるため、オススメです。
ですが、どうしても荷物が多かったり運ぶ必要があるものが大型な場合には、時間が選べないフリー便や火曜・水曜・木曜の平日を選ぶといったなるべく価格を抑えるために工夫することが大切で
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