これから引越しを控えている方も多いかと思います。一般的に引越しは、時期や日時によって値段が大きく変動すると言われています。
平日に引越しをするよりも土日の方が高くなりますし、繁忙期と言われる時期にはどの引越し業者も20~30%ほど高くなる傾向があります。
引越し繁忙期ってなんで高くなるの?
繁忙期に引っ越し代を安くする方法ってある?
繁忙期に引越しを控えている方の中で、この様に考えている人はいませんか?
今回は引越しの繁忙期について詳しく解説し、繁忙期でも安く引越しをする方法もお伝えしていきたいと思います。
是非最後まで読んで、引越しの繁忙期でもかしこく格安で引越しを実現してください!
引越し繁忙期とは?何月から何月まで?
急な転勤などで、予期せぬ引越しを強いられてしまった方も多いかと思います。
引越しは年に何度も行うものではないので、引越しについて知識をお持ちの方も少ないかと思います。
引越しには、他の業界にもあるように「繁忙期」というものがあります。例えば居酒屋は年末の忘年会シーズンが忙しくなり、観光地などは夏休みや冬休みの時期が繁忙期になります。
それでは引越し業者の繁忙期とはいつになるのでしょうか。
引越し業者の繁忙期は2月末から3月末
一般的に引っ越し業界の繁忙期は2月末から3月末頃までと言われています。この時期が引越し繁忙期と言われるのには以下の理由が挙げられます。
- 大学入学で寮やアパートへの引越しが多くなるため
- 新年度で転勤が多くなるため
- 新卒入社で新生活が始まるため
人事異動の転勤や遠方の大学への入学で新生活が4月よりはじまるため、2月末から3月末にかけて引越しをする人が増える事が一番の理由になります。
長年引っ越し業界に身を置いていた筆者の体験で言うと、通常期の5倍から10倍ほど問い合わせが増えます。かしこい人は去年の12月頃から予約を入れる為、2月の中旬には繁忙期は予約で埋まってしまいます。
引越し繁忙期の費用は高くなる?安くする方法は?
繁忙期の引越し業者はほとんど予約が埋まっています。予約が順に埋まってしまう為、必然的に見積金額も高くなります。
大きい業者になればなるほど従業員を多数抱えている為、費用は高くなってしまいます。
最初に記述しましたが、どの業者も20~30%ほどは高くなります。また人事異動が増えると同時に、企業の事務所移転や新たに支社や支店の開設、閉店なども増える為、企業の大きな引越し依頼も増えます。
大手引越し業者は企業案件も多く、繁忙期には一般の引越しを受け付けていない支店もあります。
急な転勤で繁忙期に引越しをしなければならない場合はどうすれば?
繁忙期でも引っ越し費用を安くしたいけど方法はある?
それでも急な引越しを余儀なくされる場合もあります。そんな時にかしこく依頼する方法や安くする方法は存在します。詳しく解説していきましょう。
引越しの依頼は早く行う事で費用も抑える事ができる
前述しましたが、かしこい人は数カ月前から予約をします。3月の引越しを去年末に予約する人は多くないので、繁忙期のスケジュールは年末の時点では余裕で空きがあります。
業者側もなるべく早く予約は埋めたいのが本音です。早くに引越しが分かっている場合であれば、なるべく早く見積もり依頼や業者を決めておくと良いでしょう。
空きがあるので、業者側も高い見積は出せません。繁忙期を予測して高めの見積もりを出したとしても、数カ月前ならば、どの業者も空いています。他社に逃げられてしまうので比較的安値で見積もりを出してくれるでしょう。
引越し一括見積もりサービスを利用する事で安くなる
事前に繁忙期の引越しが分かっている人もいれば、急な場合の人もいます。急な引越しなので、自分で一から業者を選別して見積もり依頼をしているのも大変です。
ましてや繁忙期真っ最中に見積もり依頼を出しても、折り返しの連絡がない場合もあります。
そんな時は「引越し一括見積サービス」を利用しましょう。引越し侍やLIFUL引越しなどのポータルサイトを利用する事で、自分で業者を探す必要もありませんし、繁忙期でも対応してくれる業者が勝手に見積もりを出してくれます。
引越し一括見積サービスをかしこく利用する事で、引っ越し費用を最大60%安くする事が可能になります。
かしこく利用する方法は以下の記事で詳しく解説しています。是非読んで繁忙期でも引っ越し費用を安くするためにご利用ください。
引越し希望日や時間帯を指定せずに業者任せにする
繁忙期と関係なく、基本的に引越し業者の予約は「土・日・祝」に集中します。理由は利用者の仕事休みが一般的に土日祝日が多いからです。
なので繁忙期の中でも土日祝が一番高額となってしまいます。また、時間指定も同じです。
どの引越し業者も効率よく引越しを行う事で利益が出ます。繁忙期に細かい時間指定はできませんが、「午前中」「昼から夕方」「夕方以降」などの時間帯指定は可能です。
繁忙期は一年で最も忙しい為、時間指定も引越し業者任せにする事で比較的見積額を安くする事が可能になります。
時間帯をフリーにすると、業者側も隙間の時間帯に引越し作業を行う事ができます。例えば午前9時に一件目の引越し作業を行い、思ったよりも早く作業が終わり、次の現場が14時予定だったとしましょう。次の現場の前にあなたの引越しを行える場合、時間帯をフリーにしておくことで業者の都合であなたの作業を行う事ができます。
この様に時間の指定をしない事で、引っ越し費用を安くする事ができるのでおススメです。
大きな家具家電のみを業者に依頼する
自家用車がある場合は、自家用車に積載のできない重量物のみを運搬してもらう事で引っ越し費用を抑える事が可能になります。
冷蔵庫や洗濯機、食器棚や大きなタンスなどのみを業者に依頼する事で引越しの時間も短縮できますし、業者側もスムーズに運搬する事ができます。
遠方への引越しの場合はなかなか難しいですが、近場の引越しの場合だと自家用車で何往復もできるでしょう。自分で運搬できるものはするという方法ならば引っ越し費用をかなり抑える事が可能となります。
まとめ
2月末から3月までは引越し繁忙期となり、直前になると業者に予約を入れる事も難しくなります。
また、繁忙期には20~30%の繁忙期料金がかかり、直前になればなるほど費用も高くなっていきます。
このような事にならない為にも事前に準備をし、「引越し一括見積サービス」などをかしこく利用して引っ越し費用を抑える事が大事です。
また、予算が無い場合はレンタカーや自家用車などを使用して自身で運べるものは運搬する事で大幅に引越し費用を抑える事も可能です。
安く引越しをする方法はたくさんあります。よく考えて選択してかしこく引越ししましょう。
コメント