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引越し後の水道の開栓方法は?|引っ越しの何日前までに行えば良いか解説します

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転居はまさに大仕事。力仕事だけでなく、様々な役所関連手続きも必要になってくるものです。転居先で、ライフラインである水道を使い始めるためにも、もちろん所定の手続きが発生します。 

「引越し先で水道をすぐに使えるようにするためには、いつごろまでに、どんな手続きを済ませておけばいいのだろうか」という疑問をお持ちの方も多いかと思います。 

そこで今回は、引越し先での水道の使用開始方法について解説していきます。 

目次

水道の使用開始に必要な手続きとは? 

水道は、基本的に手続きなしで使用開始できます。 

ただし、あくまで水道料金の支払い手続きは必須であることにご注意ください。 

料金の支払い手続き自体はいたって簡単。新居の郵便受けに届いた「水道使用開始申込書」の必要項目を記載して返送すれば完了で、使用開始にあたり、新居における立ち会いなどの手配は不要です。 

また、自治体によっては、インターネット、電話、FAXでも水道使用開始の申請ができることもありますので、新居がある自治体の公式サイトなどでチェックすることをおすすめします。 

水道を開栓する方法はとても簡単

まずは新居で、どこか一つの蛇口をひねってみてください。水が出てくれば大丈夫。 

もしも水が流れなくてもご心配なく。この場合は、水道を使い始めるための「開栓」という作業が必要になるだけです。「開栓」自体に専門知識は不要ですので、下記の手順にしたがって、ご自分で試してみることをおすすめします。 

まずは新居の水道メーターの設置場所を探しだし、そこにパイプ状にダイヤルのような形をした栓を見つけたら、その栓を、水道の蛇口を開けるのと同じ要領でキュッとひねってみましょう。その後、新居の蛇口から水が出てくれば、開栓作業は無事終了です。専門作業員などの手配をすることなく、普段通りに水を使い始めて大丈夫です。 

ただしこの場合も、水道料金支払いの手続きだけは別途必要となりますので、くれぐれもお忘れなく。 

水道の引越しに立ち合いが必要となるケース 

上述しましたように、新居の水道の「開栓」は自分でも済ませられます。 

逆に、旧居の水道の「閉栓」には、作業員の手配を伴うケースもあります。 

それはどんな場合かといいますと、オートロック仕様などのために、水道メーターが外部から目視できない構造になっているケース、または、水道使用料を直接支払うようなケースです。 

特に、転居前の住居がオートロック物件だという方は、開栓担当員との作業日程調整にかかる日数などもじゅうぶん考慮して、余裕を持って行動を開始する方がよいでしょう。 

水道の開栓に関する、よくあるQ&A 

ここから先は、水道の開栓に関わる、よくある疑問点にお答えするコーナーです。 

例えば、「手続きは週末でも可能か」、「水道の開栓手続きを電話で済ませたい」、「引越しの何日前までに手続きすればいいか」、「料金の支払方法」、「旧居の閉栓手続き」など、水道の開栓・開栓全般に関わるお役立ち情報をまとめて解説していきます。 

手続きは土日でも可能? 

週末でも水道の開栓手続きが可能かどうかは、自治体によって対応が様々です。 

例えば、東京都の場合、土曜は手続きが可能ですが、日曜と祝日は不可です。 

開栓準備を予定通り円滑に進めるためにも、引越し先の自治体・水道局の平日の対応時間帯や、週末や祝日にも開栓手続きに対応しているかどうかなど、事前にしっかり調べておきましょう。 

電話一本で、水道を使えるようになる? 

電話一本だけで、手軽に水道の開栓手続きを済ませられる自治体もあります。 

例えば神奈川県横浜市では、電話・FAX・インターネットによる開栓・閉栓手続きを受け付けています。 

転居先の自治体がどんな手続き方法をとっているか、自治体や水道局の公式サイトなどでチェックすることをおすすめします。 

引越しの何日前までに手続きが必要? 

水道の開栓手続きの申し込みは、当日でも対応してもらえることがありますが、例えばFAXでの申し込みなどは、「3日前まで」といった制限が付記されているケースもあります。 

とりわけ、転居が繁忙期にあたる場合、水道局担当者への電話がつながりにくいなど、予想外のトラブルも想定されるため、引越し日が決まり次第、すぐにでも転居先の自治体や水道局の受け付け状況をチェックし、開栓手続きを行うのが賢明でしょう。 

水道料金の支払方法は? 

水道料金の支払い手段として一般的なのは、コンビニ支払い、銀行口座引き落とし、クレジットカード決済などですが、引越し先の自治体が、ご希望の支払方法に対応しているかどうかも、予め確認しておきましょう。 

特に、口座引き落としやクレジットカード決済には、事前の申し込みや審査が必須になっていることも多々あるため、日数に余裕をもって申請しましょう。 

旧居の水道の閉栓方法は? 

旧居の水道の閉栓手続きは、遅くとも転出の3日前までに、電話やWebサイトを通じて申し込みを完了しておく必要があります。 

この閉栓作業が完了していない場合、転出した後も、引き続き旧居の基本料金を請求される恐れがあるだけでなく、例えば旧居が賃貸住居である場合、新しい居住者との間に支払いトラブルが生じるケースもあるため、とりわけこの閉栓手続きには細心の注意を払うことが必要です。 

その他のライフラインの手続き 

水道以外に、電気やガスの開始・終了手続きも発生してきます。 

旧居で契約していたガス会社や電力会社を、新居でもそのまま引き続き使用したい場合は、終了と開始の手続きを同時に完了できますので、最も合理的といえるでしょう。 

逆に、転居を機に業者変更を検討している場合は、まずは旧居のガスと電気を別々に解約する手間が生じるという点も、じゅうぶん考慮に入れましょう。 

ガス会社の中には、電気とガスのサービスを一括提供しているところもあるため、転居先でこれらの業者と新規契約する場合には、業者の公式サイトや電話などで、電気とガス両方の開始手続きが同時に済ませられて便利です。 

電気とガスをそれぞれ別の業者と新規契約したい場合には、個々の業者において別々の契約手続きが発生しますので、くれぐれも、どちらかの申し込み忘れがないように気をつけねばなりません。 

なお、旧居の方の解約手続きをうっかり忘れてしまうと、引越し後も旧居の基本料金の請求が続いたり、新居での使用開始がスムーズに運ばなかったりする恐れがあるため、じゅうぶんな注意が必要です。 

まとめ 

転居先での、水道使用開始に関わる手続きの要点をおさらいしておきます。 

  • 水道を開栓するには、専門作業員の手配は不要で、自分で開栓してよい。ただし、自分で「水止め栓」をひねっても蛇口から水が出ないときなどは、作業員の手配が必要になることもある。 
  • 自分で開栓できない場合は、作業員を要請することになるが、手続きを受け付けている曜日や受け付け方法が自治体によって異なるため、事前確認しておくのがベター。電話・FAX・インターネットなどで受け付けてもらえるのが一般的。 
  • 手続きは引越し当日でもできる場合もあるが、例えばFAXの場合は3日前までなどと期日が指定されている場合もあるため、早めの行動開始が賢明。 
  • 水道料金の主な支払い方法は、コンビニ支払い、銀行口座引き落とし、クレジットカード支払いなど。 
  • 旧居の水道の閉栓手続きは、電話やインターネットなどを通じて確実に行う 
  • 水道以外に、電気やガスの開始・終了手続きも欠かせない。チェックリストなどを作成して手続き漏れを防ぐよう工夫するとよい。 

新居の水道は、水道使用開始の申し込みさえ済ませれば、立ち会いなしでも使用を開始できます。 

開栓手続きは、週末の受け付けが可能な場合、不可能な場合があるため、事前に引越し先の自治体の受け付け状況を確認しておきましょう。 

転居には、予想以上にたくさんの手続きが必要になってくるものです。直前になって慌てずに済むよう、早めに行動を開始することや、必要となる手続き事項を予め一つ一つピックアップしてチェックリストにまとめるなどして、手続きの進捗状況を把握できるようにすることをおすすめします。 

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