今回は7月の引越しについて詳しくお話していこうと思うのですが、何よりも7月に引っ越しを考えている人は、「7月の引っ越し相場は高いのか、それとも安いのか」が一番気になる点かと思われます。
子供や学生さんの夏休みに入るけど、影響はある?
暑い日が続くから、作業スタッフの負担も増えて高くなるのかな?
このような事を考える方も多いかと思います。
しかしご安心ください。8月は閑散期に比べて少々高い傾向にはありますが、7月は比較的安く引っ越しをする事が可能です。
7月に引越しするメリット
それではまず、7月に引っ越しをするメリットをご紹介いたします。
- 引越しをする物件をゆっくり吟味する事が出来る
- 物件のトラブルを発見しやすい
- 引越し費用を比較的安くする事ができる
- 引越し希望日を抑えやすい
引越し先に考えている物件をじっくり探す事が出来る
7月は梅雨も明け、転勤・入学などで人の移動も多くありません。閑散期ではありませんが、引越し業者も比較的暇にしている傾向があります。
焦って予約を取る必要もありませんので、引越し先に考えている物件をゆっくりと探す事が出来ます。
3月に引越しをした経験がある人は、全体的に人の移動時期となり物件もすぐ埋まってしまう経験をしたことはありませんか?
不動産会社に
この物件、もう決まりそうなんですよ。
そう煽られて、内覧もせずに決めてしまった経験はありませんか?
7月は基本的にこの様な事がありませんので、ご自身が納得いくまで物件を探す事が出来ます。
物件のトラブルを見つけやすい
7月と言えば、30度を越えるのは当たり前、40度近く気温が上昇する事もあります。
しかも梅雨が明けたばかりなので、良い物件を見つけたとしてもなんか湿気臭いとか風通しの悪さなどが分かりやすくなります。
部屋だけではなく、お風呂場や水回りの悪臭なども発見しやすいのはこの時期ならではですよね。
冬場には気付かない欠陥住宅を見つける事が出来るので、そういった面ではお得かもしれません。
引っ越し費用を比較的抑える事ができる
7月は閑散期ほどではありませんが、繁忙期などの忙しい時期でもない為、比較的安く引っ越しをする事が可能です。
しかし、7月の月末になると夏休みが被る為、少し値段は高くなってきます。
平日に引っ越しする事が一番費用を抑える事になりますが、仕事の兼ね合いなどで無理な場合はなるべく7月中旬までに引越しする事をおススメします。
希望日時を抑えやすい
7月の末ではない限り、希望する日時も抑えやすい傾向にあります。
業者によっては週末が抑えにくい場合や、逆に平日が取れない業者もあります。
複数の引っ越し会社に見積もりを出してもらって、希望する日時に空きがあるかもきちんと確認を取りましょう。
また、複数の業者に相見積を取るのは手間がかかるので、「引越し一括見積サービス」を利用して手間を省く事をおススメします。
7月に引越しするデメリット
続いて7月に引っ越しをするデメリットをご紹介いたします。
- 7月終盤は夏休みなどの影響もあり値段が高くなる
- 土・日・祝は特別料金の業者が多い
- 暑くて引っ越し作業が大変
7月終盤は夏休みなどの影響もあり値段が高くなる
先述しましたが、7月の後半は10~15%ほど引っ越し費用が高くなる傾向にあります。
夏休みと引越しは影響がないように思いますが、お子さんが夏休みの間に引越しをするご家族はたくさんいます。
1学期終了時に引越しの準備を始め、2学期までに引越しを終わらせてから新しい土地でスタートという家庭も少なくありません。
その影響もあり、夏休み期間は業者によっては30%ほど高くなる場合があります。特に大手引越し会社は影響が多いので、よくチェックしておきましょう。
土・日・祝は特別料金の業者が多い
繁忙期・閑散期関係なく、週末は料金設定が高い業者があります。7月の週末だから…という意味ではないのですが、総じて土日祝日は値段が高くなるので、仕事が休める人は平日に引越しする事をおススメしています。
また、値段を限界まで安くしたい方は「時間指定なし」プランなどがある業者を探してみてはいかがでしょうか。
業者の都合の良い時間に引越し作業をするプランなのですが、業者の都合になる代わりに、値段がかなり安く設定されていたりします。
暑さで引越し作業が大変
作業員も引越しをする人も、この時期はとても大変です。
エアコンをそのままにして引越しをする場合はエアコンを付けながら作業が出来ますが、エアコンを取り外している場合は大変です。
運ぶのは作業員ですが、なんやかんやとする事は残っているはずです。
そんな時にエアコンが使えず、汗まみれになりながら作業をするのは大変ですよね。こまめな水分補給をし、定期的に休憩を入れて作業をしてください。
最近の7月は40度を超える場合もあるので、熱中症で倒れないよう気を付けてください。
7月の引越し料金の相場
さて、気になるのは引越し費用ですよね。大まかではありますが、7月の引越し料金相場の平均値をまとめました.
単身引っ越し(荷物少ない) | 単身引っ越し(荷物多い) |
48,053円 | 67,773円 |
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 |
77,581円 | 104,334円 | 135,284円 |
あくまですべての引越し業者の平均値となります。
単身引越しなら「くらしのマーケット」や「赤帽」などで引越しをする事により、費用をかなり抑える事が出来ます。
引っ越し費用を安くする方法
ここからは7月に限らず、少しでも引っ越し費用を抑えたい方必見になります。
初めて引越し業者を頼む方、どういった業者を選べばいいか分からない方、他にもたくさん悩みがあると思いますので1つずつ細かくご説明していきたいと思います。
引っ越し費用が安いと言うだけで選んだら後悔する?!
引越しなんて滅多にしないからとにかく安ければいいや!
正直こう考えている方は多いと思います。実際、高い業者より安い業者を選びたいですよね。当たり前の事です。
しかし「とにかく安い」に越したことはないのですが、それだけで選んでしまうと後々後悔する可能性が高くなります。
それではメリットとデメリットをご説明しましょう。
- とにかく安い
- 当たりの業者なら安いだけではなくサービスも悪くない
- 大手引越し業者の半額以下の値段で引越しが出来る
とにかく安く、見積もりをお願いしたら予想よりもはるかに安い場合があります。
業者によっては当たり外れがあるのですが、当たりの業者だった場合は安いだけではなく、サービス面や作業員の質も良い場合もあります。すなわち、安いだけではなく気持ちよく引っ越しを終える事が出来ます。
- 安さに比重を置いているので、乱雑な作業の場合がある
- 万が一の為の損害保険に入っていない業者がある
- 作業員の態度が悪い
- 作業員が外人で、多国語で談笑しながら作業をしている
- 高齢の作業員の場合があり、態度も横柄
書き出すとキリが無いのですが、いわゆる「ハズレ業者」の場合はこの様なデメリットが生じます。
誰もが「当たり業者」で引越し作業をして欲しいでしょうし、せっかくの一大イベントを、気分が悪くなって終えるのは後味が悪いですよね。
当たり業者とハズレ業者の判別を教えて欲しい…
ここまで読んでくれたなら皆さんきっとこう思っていると思います。安心してください。きちんと判別法をお教えします。
とにかくリサーチする
判別法、と言うほどでもありません。方法は1つだけです。
見積もりを出して、一社だけめちゃくちゃ安い業者があったとします。その業者を徹底的に調べ上げる。たったこれだけになります。
ほとんどの記事でもご説明していますが、引越し業者を選ぶポイントがあります。
- Googleにて会社所在地が明確かどうかの確認
- Googleのレビューを確認
- TwitterなどのSNSでレビューが良いか確認
- ホームページ内で引越し料金が明確に記載されているかどうか
このポイントを見て、照らし合わせてみて下さい。口コミが無い、Googleで所在地が確認できない、口コミが少なく評価自体も良くない場合は要注意です。
個人的にはGoogleビジネスに登録していない業者が一番要注意だと思います。
これ等を踏まえ、問題ない業者であればハズレを引く事は無いかと思います。ですが、引越し業者も人の手で行います。時には体調が悪かったり、気分がすぐれない場合もあります。
格安引っ越しなので、多少の事は目を瞑ってあげる事も必要なのではないかと私は思います。
引っ越し費用を安くするなら一括見積サービスを利用するのが一番近道
さて、引越し費用を抑える方法ですが、一番手間が省けるのは「一括見積サービス」を利用する事です。
電話がかかってきたりするので、煩わしいと考える人もいるかと思いますが、自分の手を煩わせずに安い業者が勝手に見積もりを出してくれるという点では利用しない手はありませんよね。
「引越し侍」や「LIFUL」などに登録するだけで、勝手に業者が価格競争をしてくれるので、忙しい人にもピッタリです。
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このように忙しい人はお勧めできるサービスとなっています。是非一度見積もり一括サービスを利用してみて下さい。
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