これから引越しをする人の中でアート引越センターで依頼をしている人もいるかと思います。
一度はアート引越センターで引越しの契約をしてしまったけどキャンセルを考えている人はいませんか?
相見積を出した他の業者の方が安かったからキャンセルしたいんだけど…
引越し自体が延期になったんだけど、キャンセル時はキャンセル料がかかる?
今回はアート引越センターでの引越し契約をキャンセルしたい場合キャンセル料がかかるのかどうか、引越しのキャンセルについて詳しく解説したいと思いますので是非最後まで読んで参考にしてください。
例えば関東圏内(東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城)のみにはなりますが、トレファク引越やハコブ引っ越しサービスは筆者もおすすめできる引越し業者です。おすすめできる点は以下の通りです。
- 単身引越し最安12,800円で引越しが可能
- 時間指定なしのフリー便はかなり格安の引越しが実現する
- コスパはもちろん、作業スタッフの対応もかなりいい
- 不用品の買い取りも同時に行える
- 買取品も引越し当日まで使用できるので余計な心配をしなくてもいい
関東圏内にお住みの方は是非一度見積もりだけでも依頼する事をおすすめします。
アート引越センターの引越しはキャンセルできる?
アート引越センターで契約をしたけどキャンセルをしたい。キャンセル料はかかるのかどうか。という事に関して結論から申し上げますと「キャンセルはいつでも可能。しかし場合によってキャンセル料はかかる。」という事になります。
この「場合によってはキャンセル料がかかる」という点ですが、どんな場合だとキャンセル料はかかるのでしょうか。一つずつ解説していきましょう。
キャンセルはたとえ当日だとしても可能
引越しだけに限らず、やむを得ずにキャンセルをしなければならない場合はゼロではありません。
身内の不幸や急な入院、どうしても外す事ができない仕事や子供の行事など挙げればキリがありません。
なので「たとえ当日だとしてもキャンセル自体は可能」です。私も長らく引越し業界にいるので、様々な業者のうわさや利用者様のキャンセル事情についてもよく耳にします。
それではお値段〇〇〇円に特別サービスします。でもキャンセルは受け付けられませんのでご了承ください。
繁忙期になりますのでキャンセルはできませんがよろしいでしょうか?
もしかしたら業者側にこの様な事を言われた経験はありませんか?
これは違法になります。口頭でこのように伝えられていたのならギリギリセーフかもしれませんが、もし書面上でこのような事が記載されており、あなたに署名を求めていたのなら完全な違法行為となります。
この件については後述しましょう。
いつまでにキャンセルをすればキャンセル料金はかからいのか
突然のキャンセルはいくらキャンセル料がかかる?
いつまでにキャンセルすればキャンセル料がかからない?
アート引越センターは引越し最大手会社で、優良会社です。時期によっては引越し費用も安く、サービスもかなり良い会社と言えます。
しかし地域密着型の引越し業者や、規模の小さな引越し業者と比較するとどうしても料金は高くなってしまいます。
一度はアート引越センターで決めてしまったが、相見積を取っていた会社の方が安くてそちらの会社に変更したい場合や個人的な事情でキャンセルをしなければならなくなった場合などキャンセル理由は人それぞれです。
アート引越センターに限らず、キャンセル料のかからないキャンセルは「3日前まで」になります。
当日、前日、前々日のキャンセルはキャンセル料がかかります。これはどの引越し会社も共通です。覚えておいてください。
なので3日前までのキャンセルはキャンセル料がかかってしまいます。詳しいキャンセル料金や法令については後述します。
引越しに関する事は全て標準引越運送約款に基づいている
アート引越センターに一度は決めたけどどうしてもキャンセルしたい場合は「標準引越運送約款」というものをよく読むようにしてください。標準引越運送約款(ひょうじゅんひっこしうんそうやっかん)と読み、業界では略して「約款(やっかん)」と呼んでいます。
この約款は、引越しに関する事法令に関して細かく記載されています。本来は契約時に細かく説明しなければならないのですが、あまりにも細かく記載されている為我々も
全て標準引越運送約款に基づきます。ご心配の場合は約款の確認をお願いします。
と説明しています。今から約款について詳しくご説明しますが、以下の記事でも解説しています。そもそも約款とはなにかという所から解説していますので一度読んで参考にしてください。
標準引越運送約款のキャンセル料記載事項
前述しましたが引越しの契約が決まった後のキャンセルの場合、キャンセル料がかかる場合があります。
引越し当日 | 料金の50%以内 |
引越し前日 | 料金の30%以内 |
引越し前々日 | 料金の20%以内 |
やむを得ずキャンセルしなければならない場合は「必ず3日前まで」に行うようにしましょう。少しわかりにくいかもしれませんが、実際に記載されている標準引越運送約款のキャンセル料について以下で引用します。
(解約手数料又は延期手数料等)
引越約款引用(PDF)
第二十一条 当店が、解約手数料又は延期手数料を請求する場合は、その解約
又は受取日の延期の原因が荷送人の責任によるものであって、解約又は受取
日の延期の指図が見積書に記載した受取日の前々日、前日又は当日に行われ
たときに限ります。ただし、第三条第七項の規定による確認を行わなかった
場合には、解約手数料又は延期手数料を請求しません。
2 前項の解約手数料又は延期手数料の額は、次の各号のとおりとします。
一 見積書に記載した受取日の前々日に解約又は受取日の延期の指図をした
とき 見積運賃等(料金にあっては、積込み、取卸し、搬出、搬入、荷造
り及び開梱に要するものに限る。次号及び第三号において同じ。)の二十
パーセント以内
二 見積書に記載した受取日の前日に解約又は受取日の延期の指図をしたと
き 見積運賃等の三十パーセント以内
三 見積書に記載した受取日の当日に解約又は受取日の延期の指図をしたと
き 見積運賃等の五十パーセント以内
3 解約の原因が荷送人の責任による場合には、解約手数料とは別に、当店が
既に実施し、又は着手した附帯サービスに要した費用(見積書に明記したも
のに限る。)を収受します。
4 第一項ただし書の規定は、前項の費用の収受について準用します。
破損に関してトラブルが多いので必ず約款に目を通そう
上記の別途解説記事で詳しく解説していますが、引越し業者と利用者で一番トラブルが多いのが「破損トラブル」になります。
段ボール内の食器が割れていたのに弁償してもらえないってどういうこと?
段ボールに入れていた貴重品が無い!盗まれた!?
このようなトラブルの場合、結論から言うと業者側に弁済義務はありません。この理由についてやどういった場合に弁償してもらえるのか、また弁償してもらえないのかなどを上記の別途記事で詳しく解説していますので是非参考にしてください。
「そんなこと知らなかった」では済まない問題なので約款は必ず確認しておきましょう。
まとめ:アート引越センターの引越しはキャンセルできる
それでは最後にまとめましょう。
- キャンセル自体は当日でも可能
- キャンセル料は引越し二日前までかかる
- アート引越センターに限らずすべての業者に該当する
- 「繁忙期なのでキャンセルできません」は違法
- 引越しに関する事は全て標準引越運送約款に基づいている
- 破損トラブルが最も多いので必ず確認しておこう
アート引越センターに限らず、全ての業者に該当することです。必ず約款を確認して頭に入れておきましょう。
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