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賃貸に住むならアパート・マンション・一軒家のどれがいい?それぞれの特徴や契約の流れについて紹介

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賃貸に住む場合、アパート・マンション・一軒家のどれがよいか迷う人もいるでしょう。

この記事では、それぞれの物件の特徴や賃貸契約の申し込みの流れについて紹介していきます。賃貸物件を選ぶ際の注意点も含め解説していくので、物件選びの参考にされてみて下さい。

また、引越し時に賃貸物件の場合に「違約金」が発生するケースが多いです。契約書の見落としや家主や契約者との「言った言わない問題」が多く、トラブルになるケースも少なくありません。以下の記事で、法律面も加えて解説をしています。是非読んで参考にしてみて下さい。

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目次

賃貸アパートの特徴

アパートの特徴として、構造は木造や軽量鉄骨造が多く、建物は2〜3階建ての低層住宅になります。

賃貸アパートのメリット

賃貸アパートのメリットは以下の通りです。

  • 家賃が安い
  • 部屋に梁や柱が少ない
  • 静かな環境で暮らせることが多い

家賃が低い

建築費用がマンションに比べると低く、その分家賃を抑えることができます。

また、エレベーターなどの設備がない分、管理費も安いです。家賃が安い分、グレードの高い賃貸アパートに住んだり、家具の購入など他の費用にまわすことができます。

部屋に梁や柱が少ない

マンションよりも、梁や柱が少ない分、家具のレイアウトがしやすいです。

部屋の隅まで家具を配置できるので、広々と空間を利用することができます。

静かな環境で暮らせる事が多い

アパートは住宅街に建てられていることが多く、静かな環境で暮らすことができます。

大通り沿いはマンションが多く、車の音や排気ガスも気になります。

それに比べアパートは、大通りよりも1本中に入った場所にあることが多いので、うるさい環境に慣れない方はアパートがよいでしょう。

賃貸アパートのデメリット

賃貸アパートのデメリットは以下の通りです。

  • 防犯性が低い
  • 耐火性が低い
  • 防音性が低い

防犯性が低い

マンションに比べ階数も低いため、防犯面が心配です。

また管理人がいることはなく、オートロックが付いていないので誰でも出入りしやすい状態です。

耐火性が低い

木造アパートは耐火性が低いので、火災が起きた時は注意が必要です。

賃貸借契約を結ぶ時、同時に火災保険に加入をしているケースがほとんどなので、万が一火災が起きた時には補償があります。

防音性が低い

アパートの壁はマンションに比べ厚みがなく、隣の部屋の生活音が聞こえることがあります。

生活リズムが違う場合は、夜の時間帯に音が気になって寝れないこともあるかもしれません。

賃貸マンションの特徴

マンションの特徴は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造が多く3階建て以上の建物になります。

賃貸マンションのメリット

賃貸マンションのメリットは以下の通りです。

  • 耐震性が優れている
  • 防音性が優れている
  • 防犯性が高い

耐震性が優れている

鉄筋コンクリート造が多いマンションは、耐震性能が高いと言われています。

定期的に修繕工事が行われているので、地震が多い日本では、耐震性が優れているマンションだと安心でしょう。

防音性が優れている

マンションのほとんどは鉄筋コンクリート造が多いです。鉄筋コンクリート造はコンクリートを流し込んで造られているので、隙間ができにくく防音性に優れています。

防犯性が高い

マンションの場合、管理人が常駐していたりオートロックもあり、誰でも入ることができず防犯性が高いです。また、エレベーター内やエントランス、駐輪場にも防犯カメラが付いている物件が多いです。

賃貸マンションのデメリット

賃貸マンションのデメリットは以下の通りです。

  • 近所付き合いがある
  • エレベーターが混みやすい
  • 家賃が高い

近所付き合いがある

世帯数が多いマンションは、住居人とすれ違うことが多いので、顔を合わせる機会が多いです。子供がいる世帯は子供同士が仲が良いと、近所付き合いが必要になります。

エレベーターが混みやすい

世帯数の多いマンションは、エレベーターを利用する人が多いため、時間帯によっては込み合う可能性があります。エレベーターが来るまで待つこともあり、急いでいる時はイライラしてしまうこともあるでしょう。階段を使うこともできますが、階数が高いところに住んでいる人は上り下りに苦労します。

家賃が高い

アパートに比べ、マンションは建築コストが高いため、その分家賃も高いです。共用施設も充実している分、掃除員や管理人もいるため、管理費が高いです。アパートと同じ場所や間取りでも、1万円くらいの差がある場合もあります。

賃貸一軒家の特徴

一軒家の特徴として、木造が多く、1階と2階で生活を分けて送ることができます。

賃貸一軒家のメリット

一軒家のメリットは以下の通りです。

  • 駐車場代がかからない
  • 庭がついている
  • 部屋数が多い

駐車場代がかからない

アパートやマンションの場合、駐車場を借りる際には駐車場代が別途かかりますが、一軒家の場合はかかりません。また、敷地内に駐車場があるので、重たい荷物を運ぶ際にも、家にすぐ出入りができて便利です。

庭がついている

一軒家の場合は庭がついているところが多いです。子供がいる世帯は、庭でプールをして遊んだり、家庭菜園ができるのも魅力です。

部屋数が多い

一軒家は部屋数が多いので、家族が多い方は部屋を分けて利用できるので便利です。また1階と2階に分けて生活を送ることができるので、2世帯住宅としての利用もしやすいでしょう。

※一軒家の場合、固定資産税がかかるイメージがあります。しかし、賃貸で一軒家を借りる際は、固定資産税がかからず住むことができます。

賃貸一軒家のデメリット

一軒家のデメリットは以下になります。

    • 防犯性が低い
    • 庭の手入れ費用がかかる
    • エアコンのとりつけ費用がかかる

防犯性が低い

管理人やオートロックがないため、すぐに玄関に入ることができ、防犯性が低いです。防犯カメラやTVモニター付きインターホンなど防犯対策が必要になります。

庭の手入れ費用がかかる

マンションの場合、共用スペースにある植栽の手入れなどは管理会社が行ってくれますが、一軒家の場合は庭の手入れは賃借人がする必要があります。夏になると草が多く生えてくるので、手入れする労力や費用がかかります。

エアコンのとりつけ費用がかかる

賃貸の場合は、部屋にエアコンがついている物件が多いです。一軒家の場合、部屋数も多いため、エアコンがついていないケースがほとんどです。1台だけついている一軒家もありますが、他の部屋にとりつけるための費用やエアコン購入費がかかります。

賃貸物件を選ぶ際のポイント

それぞれのメリット・デメリットを理解したら、次はいよいよ物件を選ぶポイントになります。人によって選ぶポイントは変わってきますが、一般的には次のポイントを押さえておくと良いでしょう。

  • 初期費用・家賃
  • 周辺環境
  • 広さ・間取り

初期費用・家賃

毎月かかる家賃を払っていくことができるのか、また初期費用がどのくらいかかるのか事前に確認しておきましょう。

初期費用は家賃の4〜5倍程かかると言われています。しかし、不動産会社によっては、取り扱っている火災保険や、保証会社が違い金額が変わってきます。また仲介手数料を安くしている不動産会社もあるので、契約する前に見積りをとってもらうとよいでしょう。

また、今の物件から引っ越す際には、引越し業者の選定なども行わなければなりません。初期費用も色々かかりますが、退去予定の引っ越しなどにもお金はかなり変わってきます。

以下の記事では、引っ越し費用を抑えるポイントや半額以上に値下げる裏ワザなどを詳しく解説しています。よく読んで参考にしてみて下さい。

https://www.sausagesisters.com/hikkoshi/useful/yasuku/

周辺環境

どんなに内装や設備が充実していても、周辺環境が整っていないと生活しづらいです。

物件の近くにコンビニやスーパーがあるのか、また最寄りの駅やバス停などがあるのか調べましょう。

広さ・間取り

1人で住む場合はワンルームの広さで生活を送ることができます。

しかし、2人以上で住む場合は1LDK以上の広さがないと、狭く感じるでしょう。最近ではリモートワークが多くなったため、部屋数が多い間取りを選ぶ人も多くなっています。

賃貸物件でインターネットは使える?

最近では、コロナ禍で勤務先の会社によって、在宅勤務をする職場も増えています。

家でリモートワークをする際には、インターネットの環境が重要になります。最近では楽天モバイルなど定額でギガ制限なしの使い放題プランもありますが、光回線はまだまだ必要なのではないでしょうか。

アパートやマンションの場合、建物にインターネット回線が通っているため、プロバイダ契約をしてインターネットを使うことができます。物件によっては、部屋までインターネット回線がつないであり、すぐにインターネットを利用することもできます。

賃貸一軒家の場合は、プロバイダ契約をして、インターネット回線をつなぐケースがほとんどです。工事が必要な場合はすぐにインターネットを利用することができません。

入居後すぐにインターネットを利用したい場合は、事前にプロバイダ契約を結びたい会社に連絡をして、工事の日程を早めに決めておくとよいでしょう。

賃貸契約の流れとは?

アパート、マンション、一軒家の違いが分かりましたが、実際に物件の契約をするまではどのような流れになるのでしょうか。以下の流れで賃貸契約は行われます。

  1. 住みたい賃貸物件を探す
  2. 内覧をする
  3. 申し込みをする
  4. 入居審査がある
  5. 契約
  6. 鍵渡し

それでは順に解説していきましょう。

①住みたい賃貸物件を探す

住みたい賃貸物件を探すには、不動産会社に行って物件を探してもらうことができます。しかし、最近ではインターネットを使って、不動産情報サイトで探すパターンがほとんどです。自分の住みたい物件の条件を入れて検索すると、条件に合った賃貸物件を見つけることができます。気になる賃貸物件が見つかれば、不動産会社に連絡をとり、物件が空いているか確認をしましょう。

②内覧をする

気になる賃貸物件がみつかったら、不動産会社に行って、物件の内覧をしましょう。不動産会社が物件まで案内してくれます。内覧時には物件の内装や設備、また最寄り駅やスーパーなどがあるか、周辺環境を確認しましょう。

③申し込みをする

住みたい賃貸物件が決まったら、不動産会社を通して申込みをします。その際に初期費用がいくらかかるか、また契約の際に必要な書類を確認しておきましょう。また、不動産会社によって、申し込み金が必要な場合があります。金額は不動産会社や物件にもよって異なりますが、1万円から家賃1ヶ月分になります。

④入居審査がある

賃貸物件の申し込みをすると、入居審査が行われます。入居審査とは、申込者が家賃の支払いをすることができるかなどの審査をするもので、申込書や必要書類をもとに、審査機関や貸主が判断します。

⑤契約

審査が通ったら、不動産会社にて重要事項説明を受け、契約書に捺印を押します。重要事項説明では、物件の情報や設備、注意事項や違約金についてなど、細かい契約情報を説明してくれます。説明を受けている際に気になることがあれば、確認をしましょう。

⑥鍵渡し

契約書や必要書類の提出、初期費用の支払いが終われば、鍵渡しになります。賃貸住宅に住んでいる人は退去の連絡や引っ越しの準備、電気・水道・ガス会社の連絡を忘れないように行いましょう。

賃貸契約で違約金がかかるケース

賃貸物件を借りるには賃貸借契約を結びます。

その契約内容に違反すれば、違約金がかかります。違約金として一般的に賃料の1ヶ月分がかかります。

主な違約金として、短期解約の場合です。物件にもよりますが、賃貸借契約が2年の場合、1年未満で解約をすると違約金が賃料の1ヶ月かかります。

短期解約の違約金を確認する方法として、賃貸借契約書や重要事項説明書に記載されています。契約時の控えは必ず保管しておきましょう。

また、短期解約以外に申し込み後、契約者の都合でキャンセルをした場合に違約金がかかるケースがあります。入居申込書に違約金がかかる旨が書かれているので、必ず確認をしましょう。

以下の記事では賃貸物件の退去時に起こりうる退去トラブル・違約金について詳しく解説しています。よく読んで違約金を支払わずに良い方法を学んでおきましょう。

https://www.sausagesisters.com/rent/housecleaning/
https://www.sausagesisters.com/rent/penalty2/

まとめ

賃貸アパート、賃貸マンション、賃貸一軒家にはそれぞれ特徴があります。

家賃を抑えたい人は賃貸アパートがおすすめです。

防犯面や防音・耐震性が気になる方は賃貸マンションがよいでしょう。

世帯数が多く、マイホーム感覚で住みたい場合は賃貸一軒家がおすすめです。住みたい賃貸物件を選ぶ際には、インターネットで探し、実際に内覧をして周辺環境も含め確認しましょう。

住みたい賃貸物件が決まれば、申し込みをします。不動産会社によっては、申し込み後キャンセルをした場合に、違約金がかかるケースもあるので注意が必要です。

また、短期解約をする場合も違約金がかかるので、重要事項説明時に必ず契約内容をしっかりと確認しましょう。それぞれの物件の特徴をおさえて、自分に合った賃貸物件を選びましょう。

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