近年、「サブスク(サブスクリプション)」という言葉が流行っていますが、その中で注目したいのが「サブスク型住宅サービス」。
「サブスク型住居サービス」とは単なる賃貸住宅とは異なり、定額料金を支払うことによって好きな場所に好きな時に行けて泊まり放題となるサービスのことをいいます。
このサービスの利用によって、在宅勤務の仕事の場合に旅行感覚で仕事ができたり、他の利用者の方と交流ができたり、自分のライフスタイルに合わせて移住できるのが魅力と言えるでしょう。
しかし、このサービスにもメリット・デメリットや注意してほしいことがいくつかありますので、今回はサブスク型住居サービスについて詳しく解説していこうと思います。
そもそもサブスク型住居サービスってなに?
冒頭でもお伝えしましたが、サブスク型住居サービスとは旅行感覚で移住することができるサービスのこと。
近年、インターネット技術の発達などにより在宅勤務を行う会社が増え、出勤することなくパソコンさえあればどこでも仕事ができるような世の中となりました。
特定の場所は持たずに全国のホテルや施設などを移動して仕事をする人のことを「アドレスホッパー」と呼びますが、そのような働き方をする人は年々増えています。
このことから、「旅をしながら暮らす」というような生き方は、現代社会における新たな暮らしの形であると言えるでしょう。
サブスク型住居サービスを使うメリットは?
わざわざサービスを使わなくても、ホテルや施設を借りれば良いのでは?
賃貸住宅でも問題ないのでは?
こう思われる方もいるかもしれません。
では、賃貸住宅を借りたり、ホテルや施設を利用することよりもサブスク型住居サービスを利用した方が良い理由とは何でしょうか?
サブスク型住居サービスのメリットとして、
- 旅行感覚で楽しみながら仕事ができる
- 通勤・帰宅が楽
- 賃貸住宅・ホテルよりも安価で利用可能
- 現地の方や他の利用者と交流ができる
- 旅行のときにも利用可能
この5点が挙げられますので、順番にお話ししていきます。
①旅行感覚で楽しみながら仕事ができる
近年、リモートワークを導入する企業が増えたことにより、ネット環境さえ整っていればどこで仕事をしても問題ない、という方が多いのではないでしょうか?
そう、サブスク型住居サービスのほとんどの拠点には、Wi-Fiなどのネット環境が整っている「コワーキングスペース」が備わっているのです!
わざわざオフィスへ出社することなく、むしろ地方や行ってみたかった場所へ行きながら仕事をすることで気分転換にもなりますし、リフレッシュしながら働けて、業務効率も上がりそうですね。
②通勤・帰宅が楽
これはサブスク型住居サービスの拠点が自宅や会社近辺にある方にオススメなことですが、このサービスを利用することによって通勤時間などの無駄な時間をなくすことができるのです。
毎朝満員電車で出勤し、帰りも時間次第で混雑していて疲れてしまう…。
そんな時間はもったいないと思いませんか?
「飲み会で遅くなってしまった」「終電を逃してしまった」といったときにも、サブスク型住居サービスを利用することで近くの拠点に泊まることができ、タクシーで帰宅したり、終電を気にする必要がなくなるといったメリットも挙げられます。
③ホテルや賃貸住宅よりも安価で利用可能
サブスク型住居サービスの1番のウリといえば、コスパの良さ。
賃貸住宅を借りると毎月の家賃や光熱費はもちろんのこと、敷金・礼金などの初期費用やWi-Fiの利用料金などの多くの費用が発生します。
また、ホテル利用の場合も数千円~数万円は掛かりますよね。
しかし、サブスク型住居サービスを利用することによって、そのような無駄な費用が発生することはありません。
ですので、お金が無い方やなるべく費用を抑えたい方でも安心して始めることができるのです。
④他の利用者や現地の方と交流ができる
サブスク型住居サービスの施設の多くは、料金が比較的安いドミトリールームや相部屋となっています。
また、たとえ部屋が個室であったとしても、キッチンやリビングスペースなどは共有スペースとなっている場合がほとんど。
このように、サブスク型住居サービスの他の利用者の方と交流することによって、新たなビジネスなどが生まれる可能性もあります。
特に、人と話すことが好きな人やコミュニケーションを取りたい方にオススメです。
⑤旅行のときにも利用可能
仕事で利用することはもちろん、旅行時の宿泊先として利用することもできます。
サービスによっては海外にも拠点がある場合もありますので、日本国内だけでなく、世界中で利用することもできるのです。
そのことから、旅行好きな方はもちろん、日本に来る海外の方にも人気菜サービスとなっています。
サブスク型住居サービスの注意点・選び方
では、実際に利用するときにどのサービスを選んだらよいか、何か注意しなければならないことなど無いか、気になりますよね?
サブスク型住居サービスを利用する前に理解しておいてほしいことが2点ありますので、それぞれ説明します。
①部屋が相部屋またはドミトリーである可能性が高い
前述でも少し説明しましたが、サブスク型住居サービスの拠点はドミトリーや相部屋であることがほとんどなので、他人と同じ部屋にいるのが苦痛な人は利用しづらくなる可能性も。
また、社外秘の資料などを扱う場合は注意が必要です。
ですが、個室があるサービスも多々ありますので、サービス内容や拠点をあらかじめ確認しておくと安心でしょう。
②移動が多い分、疲れてしまう
様々な拠点を移動しながらの生活することはとても魅力的だと思いますが、やはり移動疲れがあります。
定額サービスなので月ごとに多く利用した方がその分お得なのですが、拠点の人数にも限りがあるため、必ずしも拠点の予約ができるとは言い切れず、探すのに労力が必要な場合も。
これはサブスク型住居サービスの課題といっても大げさではないでしょう。
サブスク型住居の選び方
サブスク型住居サービスの選び方で重要視したいことは人によって異なると思いますが、1番は「ここがいい!と自分が思う拠点があるか」ということ。
料金などの条件も重要だと思いますが、「せっかくサービスを利用しようと思ったけど、勤務先から遠い」「旅行で利用したいけど場所がイマイチ」などと思ってしまうようなサービスでは利用する意味がないでしょう。
また、このサービスにおいて大事な点である旅行するように暮らすというポイントを満たすためにも、拠点数も大切です。
では、サブスク型住居サービスの選び方で確認したいポイントを詳しく説明していきます。
- 自分が利用したいと思えるような施設があるか
- 拠点の数
- 自分の理想の期間や回数に合うプラン内容があるか
- 金額設定が安いか
では、ここでオススメしたいサブスク型住居サービスをご紹介しますので、気になる方はぜひ詳しく見てみてください。
都内に定住するなら「XROSS HOUSE(クロスハウス)」がオススメ!
クロスハウスの特徴は、物件ごとの移動を自由に行える賃貸住宅のようなサービスなのです。
他のサービスと異なる点は以下になります。
- 初期費用(敷金・礼金は不要)が発生する
- 物件のタイプによって価格が異なる(ドミトリー以外)
- 定住を大前提としており、別の物件に移動しての宿泊が不可
このようなポイントを踏まえると、定住目的で利用したい方にオススメのサービスとなっています。
XROSS HOUSE(クロスハウス)の料金プラン
クロスハウスは月額2万9800円から利用可能で、1番高い部屋でも8万9800円です。
また、先程も説明しましたが、敷金・礼金を除く初期費用と退去時には退去費用も掛かりますので、利用する際は覚えておくと良いでしょう。
XROSS HOUSE(クロスハウス)のメリット・デメリット
では、クロスハウスを利用する上でのメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
クロスハウスのメリット
①都内人気エリアに拠点が多くある
⇒上野・池袋・渋谷などのアクセスの良い都内にたくさん物件があります。
②賃貸物件より低価格
⇒通常都内だとワンルームでも高家賃となりますが、高くても10万円以下なので、低価格で利用可能です。
クロスハウスのデメリット
①物件の移動が大変
⇒移動は可能ですが、その都度手続きが必要となります。
②他サービスよりも価格設定が高い
⇒あくまで定住を目的としているサービスなので初期費用や共益費などが掛かり、他のサービスよりも比較的金額が高めです。
③物件は都内ばかり
⇒都内以外での利用を考えている場合は別のサービスを利用した方が良いでしょう。
これらのことから、クロスハウスは「都内 で価格を抑えて定住したい人」にオススメだといえます。
他にも様々なサービスがあるので、ぜひ調べて検討してみてください!
まとめ
今回はサブスク型住居サービスについて詳しく説明しました。
自分に合いそうなサブスク型住居サービスは見つかりそうですか?
まだまだできたばかりのサービスなので、拠点の数は多いとはいえません。
しかし、これからの時代においてとても重宝されるサービスですので、今後拠点が増えることは間違いないでしょう。
時代の波に乗るためにも、ぜひ今から登録して、旅行のような生活を始めてみてはいかがでしょうか?
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