ぐっすり寝たいのに天井や隣の壁からドンドン!もしくはキューと流れる水の音。 想像してみると、いくら家賃が安くたって避けたいと思うのは当然ですよね。
そのため
レオパレスって壁が薄いんだよね。隣の音が気になって…
と疑問に思う方も少なくはありません。
その疑問を解決する為、本記事ではレオパレスの音漏れ具合や防音性について詳しく解説します! 防音性に優れたアタリ物件の特徴や下見するときに見ておきたいポイント、さらには騒音トラブルを回避する方法も紹介しますので、壁の薄さが気になっている人はぜひ参考にしてください。
レオパレスの壁は薄いと感じる人が多い
結論を先に言うとレオパレスの壁は
- 隣の人の話し声
- テレビ
- くしゃみや咳
- 足音
- 水音
- ドライヤーの音
- 料理を調理する音
などなど、様々な生活音が丸聞こえといってもいいレベルで壁が薄いです。
実際にTwitterで調べてみると壁が薄くてうるさいというコメントが多いだけでなく、「普通に話していたら壁ドンされた・・・」といった騒音トラブルも見つかりました。
ネット上では「ティッシュを取る音が聞こえる」「携帯の操作音が聞こえる」といった噂も伝説として広まってはいますが、実際には防音性の低さが大げさに広まっただけで、さすがにそこまでではないようです。
ただレオパレスの防音性が低いのは事実なので、もし住むのなら騒音を覚悟のうえで決めなければいけません。
界壁施工不備問題がある物件は騒音トラブルになりやすい
ところであなたは、「界壁(かいへき)施工不備問題」って聞いたことはありますか?
界壁とは部屋と部屋の間を仕切る厚い壁のことで、火事の被害を抑えたり遮音性によって音を響きにくくしたりするもの。
本来は建築基準法によって必ず施行しなければならないのですが、レオパレスの場合は手抜き工事が行われて界壁がない場合があるんです。
この図はレオパレスの物件ですが、見てわかるように薄い壁でしか仕切られていませんよね。
ですから、音が響きやすく騒音トラブルが起こりやすいのもイメージできるのではないでしょうか。
そしてレオパレスの場合は、
- ゴールドネイル
- ニューゴールドネイル
- ゴールドレジデンス
- ベタースチールレジデンス
- コングラツィア
- ニューゴールドレジデンス
- ニューシルバーレジデンス
- スペシャルスチールレジデンス
などなど数多くの物件で界壁施行不備が確認されています。
レオパレスの物件がいくら安くても界壁がないおかげで音が響きやすかったり、火事になったら被害が広がりやすい。そう考えるとリスキーですよね。
さらには屋根裏から侵入されやすい等といったトラブルの元にもなりかねないので、界壁施行不備を抱えた物件は絶対に住まないようにしましょう。
レオパレスで壁が薄くない物件の特徴
ここまでを読んで、レオパレスは防音性が低い物件がたくさんあるとわかっていただけたかと思います。
でも実際にはレオパレスの物件がすべてそうというわけではないんです。
例えば築年数が比較的新しい物件の場合、その分新しい建築構造を採用しているので防音性が優れている場合があります。
具体的にどういった物件が防音性に優れているのか確認してみましょう。
2012年以降に建てられた物件
レオパレスの古い物件では音漏れが多く住民からたくさんの苦情が寄せられたため、その対策として2012年以降から「ノンサウンドシステム」を採用し防音性を高めています。
ノンサウンドシステムとは、
- 通常の排水管よりも15dbも低減できる「高防音性配管」
- 防音に優れた強化石膏ボード2枚やグラスウールを使った「高防音性界壁」
- 遮音フリーリングやグラスウールを使った「防音性床ノンサウンドフロア」
といった3つの防音対策を実施。
そのおかげで給水音はまったく聞こえてきませんし、上からの歩く音などもあまり聞こえず、さらには隣の生活音も聞こえるのはわずかとなりました。
RC造
RC造りとは壁や柱といった基礎に鉄筋コンクリートを使った物件です。
木造や鉄骨で出来た建物は厚みが薄く衝撃が伝わりやすいため、その分音もよく伝わってしまいます。
それに対して鉄筋コンクリートは厚みがあり衝撃もよく吸収できるので、音があまり聞こえてきません。
ただ、遮音性に優れている分RC造りの物件は比較的家賃が高いので注意してくださいね。
ここまでを読むと「2012年以降かRC造りの建物を選ぶと良いんだな」と判断できます。
しかし、実際に住んでみると何かしらの欠点があって隣人の生活音が聞こえてくる可能性は十分にあります。
ですから、物件を選ぶときは必ず自分の目と耳で確認してから住むようにしましょう。
レオパレス以外の物件も検討するべき
レオパレスは初期費用がとても安いので物件を選ぶ身としては魅力的ですよね。
しかし、遮音性問題や3時間使うとエアコンが自動で切れてしまうなど様々なトラブルも報告されており後悔した方もかなりいます。
そのためレオパレスにこだわるのではなく、快適な暮らしを考慮して別の選択肢も取り入れてみてはいかがでしょうか?
例えばネット上でやり取りできる不動産屋「イエプラ」なら、レオパレスも含め遮音性や費用に優れた物件をネットで手軽にまとめて紹介してくれるんです。
物件情報の約8割を網羅したデータベースから、チャットやLINEで相談しながらあなたと相性が良い部屋を探すことができます!
深夜0時まで相談できるので、「日中なかなか時間が取れないなぁ」なんて方にも便利ですよ。
- 「快適に暮らしたい」
- 「費用を抑えたい」
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なんて方はぜひ利用してみてくださいね。
内見時は必ず防音性を確かめるべき
ノンサウンドフロアやRC造りであってもレオパレスを内見するときは必ず防音性を確かめるのが重要です。
防音性の確認として、
- 壁をコンコンと叩く
- 壁に耳を当てる
- 歩いて床に音が響くかを確認する
- スタッフに共有の廊下を歩いてもらう
といった方法を試してみましょう。
例えば、壁をコンコンと軽くたたいてみると空洞の具合を確認できます。
この時にしっかりした重みのある音がすれば遮音性はバッチリ。
反対に軽い音が返ってくる時は厚さがあまりなく遮音性が弱いので注意が必要です。
他にもスタッフに共有の廊下を歩いてもらって、部屋にどれくらい音が返ってくるか確認しておくと安心です。
外からの防音性も確認しておくべき
騒音は住宅内だけでなく道路や近隣住宅からも聞こえてくるので、外側の防音性もきちんと確認しておきましょう。
例えば物件周りに、「小学校」や「繁華街」「工場」など人通りが多い場所や大きな音が発生する建物がないとその分安心できますよね。
他にも窓が2重サッシで防音に優れていたり、窓枠がしっかりして建付けも悪くなっていなかったりしていれば完璧です。
壁が薄いレオパレスに住んだ時の対策方法
すでに壁が薄いレオパレスに住んでいる場合でも、対策することでトラブルを避けることができるかもしれません。
例えば、
- 防振マットや消音マットを敷く
- 家電の使用時間に気をつける
- テレビやスピーカーを使うときはイヤホンにする
- ドアに隙間テープを貼る
- 厚みのあるカーペットを敷く
- かかと歩きをしないようにする
- ひどい時はお客様相談室に相談する
といった方法なら今からでもすぐに試すことができますので、現在トラブルで困っている方は試してみてください。
防振マットや消音マットを敷く
「家電の音で苦情トラブルが起こった・・・。」なんてことを避けるには、防振マットや消音マットを敷くのがおすすめです。
冷蔵庫や洗濯機など大きな振動をする家電に敷くだけで、隣に音が響くのも防いでくれます。
ホームセンターで500~1,000円で手に入りますから、困っている方は試してみてはいかがでしょうか。
家電の使用時間に気をつける
寝ている時間帯に大きな音を出してしまうと苦情の原因になってしまいます。
ですから洗濯機や掃除機、給湯器などの大きな音がでる家電は使用時間に気を付けましょう。
一般的には朝7時~21時までなら大丈夫な場合が多いので、21時を過ぎたら使用しないようにするといいですね。
テレビやスピーカーを使うときはイヤホンにする
あなたが見ているテレビや聞いている音楽が隣に聞こえている。そう思うと居心地悪いですし、苦情のトラブルにもなりますからなんとかしたいですよね。
壁が薄いレオパレスはあまりうるさくない音量でも隣に音が漏れてしまいます。
そのため、静かな夜の時間帯にテレビやスピーカーを使うときはイヤホンを使うようにしましょう。
イヤホンを使えば簡単に音漏れを防ぐことができますので、トラブル回避につながります。
ドアに隙間テープを貼る
壁が薄いレオパレスはドアを開け閉めするだけでも結構音が響きますので、トラブルの原因になります。
それを防ぐためにもスキマテープをドアに貼ってクッションにしましょう。
そうすることで開け閉めの時に音が響きにくくなりますよ。
あとは普段から静かに開け閉めするようにすると、近隣トラブルを防ぐことができるでしょう。
厚みのあるカーペットを敷く
足音が響いていないか気になっている方は、居室に厚みのあるカーペットを敷くといいですよ。
上の階から聞こえてくる音は防げませんが、自分の足音が下へ響くのをある程度防いでくれます。
かかと歩きをしないようにする
下の階へ足音を響かないようにするために歩き方にも気を付ける必要があります。
例えば「かかと歩き」は全体重がかかとに掛かるので、着地したときに衝撃音が結構響いてしまいます。
それを防ぐためにも、つま先の方から静かに着地するように歩く癖をつけるといいでしょう。
他にもかかと付きだったり「フエルト」や「ウレタン」といった防音性に優れたルームシューズを履くのも効果的ですよ。
ひどい時はお客様相談室に相談する
以上の対策を行ってもレオパレスの場合はトラブルが起こることもあるので、もしトラブルが発生したときはお客様相談室に連絡するようにしましょう。
当事者同士の場合は人間関係が悪化してさらに状況が悪くなることもありますが、お客様相談室の場合は張り紙を貼ったりうまく連絡してくれたりなど穏便に解決することができます。
ただそれでも改善されない場合もありますので、その場合は引っ越しを考えた方がいいでしょう。
レオパレスは壁紙が自由に変えられる部屋がある
騒音トラブルから話は変わりますが、レオパレスは自由に壁紙を変えることができる「myDIY」というサービスがあります。
myDIYは100種類以上から好みの壁紙を無料で張り替えてもらえるサービスで、さらに飾り棚をつけたりウォールステッカーが貼れたりといった自分好みにすることができるんです。
これからレオパレスを検討されている方でオシャレな部屋にしたい方はmyDIY対象の物件を選んでみてはいかがでしょうか。
補足として、myDIY対象外の物件に棚をつけてしまうと退去費用がその分増えてしまうので注意してくださいね。
画鋲の使用は許可されている
レオパレスは画鋲やピンを使っても退去時に費用を取られることはありません。
ただし、クギやネジといった下地ボードまで傷つくような大きい穴だと費用を請求されることがあるので注意しましょう。
さて、レオパレスの防音性について解説させていただきましたがいかがだったでしょうか。
本記事でレオパレスの感じが掴めたと思いますので、引き続きレオパレスの物件にするか他の物件も検討してみるか判断して探してみてくださいね。
その際にはわざわざ店舗に行って部屋を探すのはとても手間だと思いますので、
チャット不動産屋「イエプラ」で探してみるのも検討してみてはいかがでしょうか?
不動産業者しか見れない特別なデータベースから部屋を探すことができるので、スーモやホームズに載っていない未公開物件を紹介してくれることもあります。
さらにチャットやLINEで相談しながら探すことができるので、
「スタッフと対面で話すのは緊張するから苦手・・・。」
「他には載っていない掘り出し物件を見つけたい!」
なんて方にはおすすめですのでぜひチャット不動産屋「イエプラ」を利用してみてくださいね。
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