「6月の引越しは、安い?それとも高い?」
「梅雨時期の引越ってどうなの?」
引越しのピークである3-4月を超えた6月は、一年のなかでも比較的引越し料金が安い時期です。
ただし、梅雨時期だからこその注意点もあります。良い点と注意が必要な点、特に6月の引越しのポイントを紹介します。
- 6月は一年の中でも、比較的料金が安い時期
- 引越業者とスケジュール調整しやすい
- さらに安く済ませたいなら一括見積もり(無料)を活用して値段交渉をする
※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。
※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申込みを休止にしています。
6月の引越し【料金の相場】
人的移動の少ない6月は、梅雨時期で雨が多いことから、一般的に引越しには向かないといわれています。
その一方で、6月は比較的引越し料金が手ごろになりやすいシーズンでもあります。
下記は、平均的な参考価格の例です。
単身(少) | 単身(多) | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | 5人以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|
全平均 | 35,000円 | 35,000円 | 62,240円 | 70,000円 | 74,000円 | 80,000円 |
~15km未満 (同都道府県程度) | 29,715円 | 32,000円 | 54,000円 | 68,000円 | 72,000円 | 80,000円 |
~50km未満 (同都道府県程度) | 30,000円 | 32,400円 | 64,400円 | 100,000円 | 106,000円 | 147,000円 |
~200km未満 (同一地方程度) | 40,500円 | 44,200円 | 112,240円 | 153,000円 | 163,000円 | 226,000円 |
~500km未満 (近隣地方程度) | 50,000円 | 63,000円 | 121,000円 | 120,000円 | 220,000円 | 305,000円 |
500km以上 (遠距離地方程度) | 62,900円 | 77,500円 | 147,500円 | 201,000円 | 214,000円 | 297,000円 |
いくつかの業者から相見積もりを取り、価格、条件など交渉することで、一層お得になるかもしれません。
また、6月は祝日がないので、料金が高くなるのは、土日と大安のみになります。平日か仏滅であれば、安く収まる期待ができるでしょう。
6月引越しの良い点・注意したい点
6月の引越しの良い点
ここでは、6月に引越しをするメリットを紹介します。
- 引越し料金が比較的安い
- 引越しが混み合う季節ではないため、料金を交渉しやすい
- 部屋探しもしやすい
- 希望の日程で引越しを行える可能性がある
3月、4月と5月のゴールデンウイークに比べ、引越し料金が安くなることは良い点といえます。
6月は引越業者にとってもスケジュールに空きの多い時期といわれています。それゆえ、希望日時で引越しできる可能性が高まります。
6月の引越しの注意したい点
一方で、6月の引越しにはデメリットもあります。
- 梅雨時期と重なる
- 6月は祝日がない
6月は梅雨のシーズンのため、引越し当日が雨ということもあります。プロの引越業者は慣れていますので、多少の雨への対処は問題ありません。
ただし、じめじめしがちな時期ですので、荷造り時に湿気が気になる、「貴重品のみ自分で運ぶ」などの際に、濡れの可能性があります。
また、6月は祝日がないがゆえに、意外に荷造りをする時間が不足しがちですので、事前に注意しましょう。
6月の引越しをなるべく安くするには
6月は一年の中でも、比較的引越し料金が安くなる時期です。
それでもやはり、引越業者からの見積もりを見て高く感じることがあるかもしれません。
6月の引越しにおいてできるだけ安く収めるには、数社から見積もりを取り寄せたうえで1社と交渉するのがベターです。
他社からは、〇〇円位と言われたのですが…
など相談することで、より良い条件の提示が得られるかもしれません。
交渉時に、相談する側からも、譲っても良い条件があれば伝えることが大事です。平日や仏滅可能など、安くしてもらえるように希望を伝えましょう。
引越し料金を安くするためには一括見積サービスがおススメ
1社1社問い合わせるのは骨が折れる作業になる為、「一括見積サービス」を強くお勧めしています。
一括見積サービスを行ってくれる場所は多数ありますが、以下のサービスがおススメです。それぞれどのサービスを選んでも、問題の無い一括見積サービスですが、それぞれ特性があるのであなたに合った場所を選んで利用してください。
6月の引越しの注意点 梅雨時期の注意点
ほかの時期と異なる梅雨時の引越しには特に注意したいポイントです。
6月の引越しを考えている人は、参考にしてみてくださいね。
1.新居に荷物を入れる前に、虫除け対策をする
荷物運び入れの前に新居に入れるなら、事前に虫除けをしておくことがお勧めです。市販のくん煙型の駆除剤を使うのも良く、使用後の換気をしっかりと行うことが大切です。
荷物を入れる前なので、念入りに対策できますよ。
2.雨天時の対応を確認しておく
突然ゲリラ豪雨などの激しい雨が降る可能性もあります。豪雨の場合に引越しはできるのか、他の日に移動するのか、事前に引越業者に確認しておきましょう。
引越業者は、小雨程度ならほとんど予定通り引越し業務を行います。
当日の雨が心配なら、大事なものは防水対策をしておくとよいでしょう。濡れては困るもの、例えば衣類、本などは、ビニール袋などに入れ、更に梱包すると安心です。
家具や家電などについては、引越業者に事前に対応を相談しておきましょう。防水シートでカバーするなど対応してくれる業者もあります。
3.引越し後は除湿対策を
万一雨の日の引越しだった場合、新居に荷物を運びこむ際、荷物の水気を乾いた雑巾やペーパータオルなどを使って、よくふき取っておきます。特に電気製品の濡れがないか、しっかりチェックしましょう。
雨が降っていたら、エアコンで除湿しましょう。湿気は思わぬところにカビが生える原因になります。梅雨時期の引越しには、除湿の対策が肝心です。
クローゼット、たんすなどには、除湿剤をセットしましょう。
※引越しの料金は時期や条件によって変動します。記事内の料金はあくまで目安です。
※引越業者のサービスやプランは変更されている可能性があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※各種制度については、官庁および自治体のホームページにて最新情報をお確かめください。 ※2020年5月現在、クロネコヤマトは家族向けおよび法人向け引越しサービスの申し込みを休止しています。
コメント